神奈川県の木材|Wood of Kanagawa Pref.

温暖化防止策として、国産および県産材を有効活用しよう。

神奈川県の木材

【京都議定書】

1997年12月11日、気候変動枠組条約に基づき、京都市ので開かれた第3回気候変動枠組条約締約国会議で議決された議決書があります。これがいわゆる「京都議定書」です。 この内容を簡潔にまとめると、「地球の温暖化を食い止めるために、世界中の人々が協力してCO2(二酸化炭素)の排出量を減らしていきましょう。そのための具体的な数値目標を国ごとに設け、その数値をクリアしていきましょう。」ということです。今こそ、一人一人がCO2削減のための取り組みを行わなければなりません。

【地球環境の変化】

昨今、大型ハリケーンの発生や大洪水の発生、記録的な猛暑などの異常気象が続いています。こうしたことが原因で、干ばつの被害や、害虫の異常発生が引き起こり、私たちの日常生活にも多大な影響を及ぼしています。私たち人間が「便利」ばかりを追求し、自然環境を省みず開発・発展してきた仇が、地球環境に現れてきているのでしょう。

Co2削減運動【チームマイナス6%…by環境省】

環境省によるCO2削減運動 【チームマイナス6%】 » http://www.env.go.jp
「チームマイナス6%」というスローガンも世間にもすっかり定着しました。小池百合子前環境大臣が先頭に立ち、メディアを通して、一人一人がCO2排出量を削減するための行動が大切であることをアピールし続けたことが効果を上げたようです。この、「6%」という数字こそが、京都議定書に規定された、日本のCO2削減の数値目標なのです。

この運動により、私達は多少なりとも環境に対して、自分が出来る事について考えるようになれたように思えます。しかし、普段の生活で私たちが削減出来るCO2のパーセンテージは、2.1%程度と予測されています。日常生活を改めるばかりでは、6%の数値目標は達成できそうにありません。

環境保全【3.9%運動…by林野庁】

林野庁HP » http://www.rinya.maff.go.jp/
足りない3.9%分を補うために 【林野庁による環境保全】
昨今、世界中の森林伐採が問題となっています。東南アジアでは、一年に日本の四国4県に相当する熱帯林が違法伐採されているようです。CO2の吸収をしてくれる森林を無くすことは、地球温暖化を増進している一因となっています。

ですが、皆さんは、「森林伐採は地球温暖化の原因になるから環境に良くないこと」であるとステレオタイプに思い込んでいませんか?実は、わが国においてはこの思い込みが大きな落とし穴となっています。むしろ、環境問題を克服するために、木材を伐採することが役立つともいえるのです。

木は、木材の原木として使えるまでに、50年は育てなければなりません。昔から林業家は数十年を見込んだ計画的に山林の手入れを続けてきました。木材を取るばかりではなく、木を失った山には苗を植え、植林をし、数十年の歳月をかけて再び山林の山並みを整えてきました。こうした、伐採と植林を繰り返す林業は、自然環境をうまく使い、生産とCO2削減を両立した、いわば持続可能な関係といえるのです。こうしたことから、計画的な林業は環境に対して非常に大切であるといえます。

木は人間と同様、歳を重ねる事にどんどんと成長していきます。やがて幹は太くなり、隣りあう木は、近づき過ぎて光を葉で受けられず、正常な成長ができなくなります。そこで必要なのが「間伐」です。隣り合う木を片側だけ切ることにより、スペースが生まれ、木々は光を蓄えられて、沢山の酸素を吐き出します。山の環境を整理する事で、より多くの酸素を吐き出してくれるというわけです。

使うことが環境をよくする【木づかい運動 in 神奈川】

使うことが環境を良くする 【かながわ木づかい運動】 神奈川県 県庁HP
» http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/sinrin/kitukai/kidukai.html
みなさんがCO2排出量を減らすために林業に対してできることがあります。それは、「地元で伐採された木を使う」ということです。森林の違法伐採・温暖化を進める外国産材は使わずに、地元で伐採された木材を使用し、再び植林を進め山林を元の姿に戻す、いわば「木材サイクル」を進めることがCO2削減に大きな効果があるのではないでしょうか。

皆さんは、固定概念で国産の木材は高いと思いこんでいませんか?それはもう昔の話で、価格的に大差はありません。特に総ヒノキの家というと、非常に贅沢品のように聞こえますが、実は杉材を使った家と差は僅かだったりします。今後はさらに、国産材を使う事が新たなブランドになっていくでしょう。現在、日本の住宅材料(木材)関係の約9割は外国産の木材を使用しています。海外に木を植えるボランティアもあるようですが、元々は日本が外国産材を輸入しすぎて招いた結果なのです。

日本には、良質な木材が豊富にあります。使う事がボランティアになり、そしてブランドになり、環境保護にもCO2削減にも役に立つ。国産材を使うということだけで、いくつものメリットが発生するのです。地球環境のために、国産材・県産材を使っていきましょう。